ローカルなオートショーはまるで商店街のお祭り気分だった

車のイベントだと男だけの集まりってイメージがある。デートでオートショーに出かけるカップルって、どれくらいいるのだろうかといつも思う。今回初めて車のイベントにやってきたがそんなことはなかった。おじいさんもおばあさんも、若い人もそして家族連れもみんなでやってくる。中にはビーチチェアを持ってきてライブを楽しんだり、道行く人をのんびり眺めている人もいる。

ここは埋立地にあるような大きな会場なんかじゃない。どこにでもある商店街のような通りで、騒ぎ疲れたら適当なカフェやレストランで休んでいたりする。そんなローカルなイベントだった。

とにかくアメリカ人は車が好きなんだと実感できる。チャップリンの映画に出てくるような古い車を取り囲んで「このエンジンはあれで、このパーツはもう手に入らないんだ」なんて真剣に話し込んでいる。それもおじいさんと孫みたいな年齢差があったりして、そこにおばあさんが割り込んできて昔話なんかをはじめる。

カーキチと言ったら変だろうか。若い頃に手にすることができなかったムスタングなのかもしれない。ぼろぼろの中古を手に入れたおじさんは、さびを落としエンジンを修理してピカピカに修理した。そんな車を誇らしげに見てもらっている。着ている服も70年代っぽくて、これもまた映画に出てきそうないい感じだった。

新車のような車もある。しっかり改造してあってでもそれを見せびらかすという感じではなくて、興味を持った人が自然と集まり情報交換している。小さな子供も横からのぞきこんだり触ったり、時にはシートに乗せてもらったりと沸きあい合いといった感じ。

でも車ばかりじゃない。ロックもジャズもスローな曲もバンドが時々入れ替わるので誰でも楽しめる。屋台?と言うのも変だけど通りの脇に飲み物やコットンキャンディーもある。スタバのアイスコーヒーを片手に歩くものもいいし、ホットドックとコークを食べながらでもいい。ビールを飲みながらジャズを聴いている夫婦もいる。そんなローカルな街のイベントがとても心地よい一日だった。

 ブレアシティーのインフォメーション

http://www.breadowntown.com/
ブレアシティーは南カリフォルニアのどこにでもあるような街。ロスアンゼルス近郊に比べると、比較的安全で質素な街だと言える。ほんの少し前まではレンガの建物があったり、木造の小さな家が立ち並んでいるような町並みだった。いつの間にかそれらは再開発されて、これまでよりおしゃれな街に変わった。少し残念ではあるけれど住み心地のよさそうな街である。

ブレアシティー街歩きのスナップショット

イベントも何もないときのバーチストリート

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