【必見YouTube不動産】リモデルする人もリノベーションする人もそして注文住宅を建てる人も計画はここからだ!


YouTube不動産が提案する、せっかくつけたのに残念だった住宅設備ランキングがこれ!

注文住宅を建てるとき、「一生に一度の買い物だから」といつの間にか予算をオーバーしてしまった、なんてよく聞く話である。だれでも夢と希望が膨らむマイホームではあるけれど、たとえ予算が潤沢であっても「その設備とオプションは必要なのか」と立ち止まって考えることが、理想の家作りの第一歩だと考える。

  1. アイランドキッチン
  2. ビルトイン食洗機
  3. キッチン吊り戸棚
  4. 小屋裏収納
  5. 全面本棚の造作(ぞうさ)家具
  6. リビング調光
  7. プロジェクター
  8. バスルームに贅沢素材
  9. 大きな浴槽
  10. カーポート

引用元:YouTube不動産

さて、この動画がなかなか的を得ていて気に入ってしまった。

登場する印南氏は、不動産プロとしての目線だけではなく、一級建築士として住む人の立場に立って有益な情報を色々な角度から発信している。

わが家はニ階にベットルームが三部屋、一階にダイニングキッチンとリビングそしてビルトインガレージがついている建売住宅である。そんな家に長年暮らしてきた経験をもとにあれこれと考察してみたい。

第1位 アイランドキッチン

最初から反論するわけではないが、アイランドキッチンはとても便利である。人に見せるとかホームパーティーはあまり関係なくて、何を置いてもいいし、散らかっていてもいいと思う。アイランドに流しとコンロが設置されたスタイルであれば、水周りと料理したあとの汚れが気になるかもしれないが、作業台としてのアイランドがあるだけでも毎日の料理はかなり楽になる。

我が家の場合は、壁に沿ってL字型に水切り、流し、まな板を置く調理スペース、オーブン付きのコンロとその上に電子レンジがあって、その横に冷蔵庫が配置されている。これだけでキッチンとしての機能を十分に果たしてくれる。アイランドはL字に囲まれるような位置にあるので、どちらからの動線も確保されている。またアイランドの横にはコンセントがあるので、さっとミキサーを使ったりもできる。

普段は、アイランドの上で買ってきた食材を仕分けたり、冷蔵庫から取り出した食品を下準備したり、食器を並べて盛りつけをしている。できれば小さな流しがあればもっと便利だと思うが、コンロをアイランドに設置すると油の飛散があるので、小さな子どもがいる家庭の場合は注意が必要だろう。

さてアイランドを設置する場合、通常のキッチンより広いスペースが必要になるので躊躇するかもしれない。でも何人かで効率よく料理することができるので共働きの家族におすすめだし、子供が手伝ってくれる家族の場合は、一緒に料理ができる楽しいキッチンでもある。

第2位 ビルトイン食洗機

テレビや雑誌で時々みかける「あこがれの食洗機」だが、結論から言えば憧れるほどのものではない。うちでは建売を買ったので希望しなくてもついていたし、アメリカの住宅ならどこの家庭にでもある。

経験的に食洗機は便利なようでいて不便である。あとで知ったのだが、食器を入れる前にあらかじめ汚れや油をお湯で流さないといけない。当初はそんな事も知らずに汚れたままで食器を投入したので、当然のことながらきれいには落ちなかった。「なんだ結局二度手間じなの」ということになって、いつの間にか使わなくなってしまった。それに食洗機はエコでも経済的でもない。手で洗うより多くの洗剤を使うし、水もお湯も大量に使う。また電気とガスを使って動いていることを忘れてはいけない。そもそも食器は、料理しながらでも洗うもんだと思っている。

第3位 キッチン吊り戸棚

キッチンをスッキリ使いたい人は、できるだけ収納スペースを確保したいはずだ。よく考えてみるとうちには家具としての食器棚がない。吊戸棚の半分がガラスドアになっていて、そこが食器棚になっている。高いところにあるものは確かにイスがないと取れないが、最近では昇降吊り戸棚なんてものがあるのでこれは便利だと思う。結局のところ吊り戸棚は必要だし、これは家を建てるときに付けた方が良いに決まってる。どう使うか想像できないときは、スタンダードなユニットで充分だと思える。

第4位 小屋裏収納

これはまさに印南氏が指摘されているように、両手に荷物をかかえて屋根裏まで運ぶのは面倒である。高さと出入り口の制限があるので大きな荷物を収納できない。また、夏は暑く冬は寒いので居住スペースとしては使えない、ということになる。特に家のなかでもっとも高い場所にあり、目の届きにくい屋根裏を遊び場にしてしまうと、熱中症など子供を危険にさらしてしまう可能性もある。

うちの屋根裏には人が立って歩けるスペースがある。知人の家でそこをそのまま自分の書斎に作り変えたのをみて、よしやってみようと計画してみたが、出入り口を確保するのが難しくてあきめた。いまとなってはそれが正解だったと思っている。

第5位 全面本棚の造作(ぞうさ)家具

作り付けの本棚や机など、家を建てたときは統一されたデザインと使い勝手の良さを期待できるだろう。しかしどんな人でもライフスタイルは変わっていくものである。不要になったからと取り外すこともできないので、むしろ何もない方が賢明といえる。それに造作家具はオーダーメイドなので決して安いものではない。むしろ日曜大工でスペースに合わせた本棚を作るほうが楽しいし、イケアでぴったりな家具を見つける方法もある。

第6位 リビング調光

これは電気屋さんに行って、リモコンの調光機能がついている照明を買ってくればいいので、わざわざ家を建てる際につける必要はないと思う。トーンダウンした雰囲気を楽しむならフロアライトの間接照明の方が自由度は高い。

第7位 プロジェクター

個人的にはこれを「残念な電気設備第1位」にしたいくらいである。リビングとは別にシアタールームを確保できるなら問題はないと思うが、10年後も同じように使っているかどうかなんて分からない。

同じようなことがオーディオルームにも言えるのではないかと考える。昭和のレコード時代にステレオは最低でも100万円かけてやっと本物だ、なんてことが言われていたが、あの時代の音質を現代のウォークマンはあっさりと超えてしまっている。

どんなオーナーでもライフスタイルは変わっていく、電気製品もどんどん新しいものが出てくる。これから先、大型スクリーンはヘッドマウント・ディスプレイにとって代わるとも考えられる。そもそもテレビを見なくなったし、スマホが一台あれば十分である。

第8位 バスルームに贅沢素材

お風呂とトイレに自然素材なんてデメリットでしかない。とにかく掃除が大変である。まず自分が掃除する立場になって考えた方がいい。もちろんメイドさんにやってもらうなら問題はないけれど、もし男性目線で選んで奥さんに掃除させるつもりなら、二人で十分に話しあうことが将来のためである。

第9位 大きな浴槽

これは寝転がれるほどの大きさは必要ないと思うが、少し膝を曲げてゆっくりできるくらいの長さがほしい。また各メーカーから色々な形状とサイズが出ているので、十分に検討して大きさを決めたい。贅沢素材を削って、その分の予算をユニットバスのグレードアップに割り当てた方が現実的だと言える。

第10位 カーポート

カーポートは後づけもできるので、とりあえずは無しでもいいかと考えるが、もう少し議論を深めたい。なぜならこれから先、電気自動車を購入する可能性を考慮しなくてはいけない時代に入ったからだ。カーポートなしだと雨や雪が降ったとき、ぬれながら充電ケーブルをつなぐなんて、罰ゲーム以外の何ものでもない。

もし電気自動車の購入決定かすでに所有しているなら、カーポートではなくインナーガレージを検討するべきである。さらに予算にゆとりがあるなら、車内からリモコンで開閉できる電動ドアの付いたビルトインガレージがおすすめである。もしリモコンで操作ができないと、出入りするたびに車から降りてシャッターを上げ降ろしする羽目になる。

ビルトインガレージがあれば車が傷まないとか、男の隠れ家的ガレージライフができるなんてことは、とりあえず横においておきたい。

まず最初に、普段の買い出しが楽になる。これはキッチンの横にガレージをレイアウトすることが前提になるが、玄関から出入りするのではなく、買い物から帰ってきたら、キッチン横のガレージに車を入れて荷物を降ろすことでスムーズな動線を確保することができる。

それに雨が降っても雪が降っても、濡れないし寒くない。保育園や学校の送り迎えも濡れずに乗り降りできる。高齢者のいる家族なら普段の外出も億劫ではなくなる。そしてなにより地味ではあるが、隣近所とのプライベートを確保することができる。つまり、玄関は来客を迎えるだけのものとなり、家族の出入りはガレージを利用するスタイルとなる。(南カリフォルニアはどこもそんな感じである)

ガレージを設置すると建ぺい率や居住面積の問題が出てくるので、贅沢なものと考えてしまうかもしれないが、私にとってはなくてはならないものになっている。ちなみに妻は、通勤や買い物など、私以上にガレージがあることを喜んでいる。趣味のためのガレージライフではなく、家族みんなが活用できるものとして考えてみてはどうだろうか。

まとめ

実を言うと、住まいは注文住宅が理想であると捉えていた。自分のライフスタイルにあった家をデザインできるなんてとても素晴らしいことではあるが、一方で自分以外のだれかには合わない家になってしまう。

今の家を買うときに第一に優先したことは、できるだけ早く売れることだった。なぜなら日本に帰ることになったとき、いつまでも売れない家だと困るからだ。つまり、建売住宅のスタンダードな設計とパステルカラーで統一された街並みは、個性的ではないが万人うけするので売りやすいだろうと想像したのだ。実際のところ、ご近所の家はカリフォルニアの不動産市場が好況である理由もあるが、売りに出されるとすぐに買い手がみつかる。

きっと、建売住宅を設計するデザイナーは、どんな世代や家族構成でも使いやすい間取りと設備を取り入れていると思われる。もちろん細かいところで使い勝手が悪いところはある。それでも住んでみて分かったことだが、確かに建売住宅は住みやすい。ベーシックな部分をしっかり確保しながら、ライフスタイルに合わせた設備をあとづけで変えていくほうが無難なのだ。もし日本で注文住宅を建てるとしたら、今住んでいる家とほとんど変わらないだろう。